団体の紹介

先住民族チボリ教育支援に関わりミンダナオ島訪問の現代表が、鉱業、農業資本の進出を巡って窮状にあったビラーン民族と出会い、1996年7月、最大のニーズ・医療支援から活動を開始した。村人自身による問題解決に必須の初等教育普及や人材育成奨学金などの教育支援、さらに、「先祖伝来の地」として使用権保証の山腹斜面で、土壌保全・収入向上に有効な森林農業支援も加えた。

団体の設立

1996/07/01

支援およびプロジェクトの実施先国・地域

フィリピン共和国・ミンダナオ島南部

現地での活動

医療保健事業は山岳部巡回診療から、
薬草活用、医療保険加入推進研修や簡易水道普及に重点を移し、
現在は母子の命を守る助産所の運営支援に力点を置く。
教育事業は給食支援による初等教育普及、教師・助産師他民族の専門家育成のための奨学金支給、又、先住民族に残された唯一の生産基盤・山腹斜面での持続可能な収入向上のための森林農業普及、さらに伝統技術を生かしたハンディクラフト生産・販売の女性組合育成等の活動も実施している


コミットしているSDGs

ホームページ・SNS等の情報

HP     http://hands-mindanao.a.la9.jp/


コロナ禍の取り組み

伝統文化・冷涼な気候・湖などの観光資源が豊かなチボリ民族の町レイクセブでは、伝統的ハンディクラフト売り上げ減少などのコロナの影響が出ているが、近隣市場向けの実用品・竹細工などの販路拡大や環境保全と持続可能な収入向上のための山腹斜面におけるアグロフォレストリー拡大支援を通じて、代替収入源の増加を図っている


アバカ繊維を草木染・手織りしたティナラク織2辺ファスナー小銭入れ

アバカ繊維を草木染・手織りしたティナラク織2辺ファスナー小銭入れ/400円/ミンダナオ島レイクセブ町/原則イベントでの販売。コロナ収束まではメール等による注文・郵送にも対応。

アバカ繊維を草木染・手織りしたティナラク織文庫本サイズ・ブックカバー

アバカ繊維を草木染・手織りしたティナラク織文庫本サイズ・ブックカバー/300円/ミンダナオ島レイクセブ町/原則イベントでの販売。コロナ収束まではメール等による注文・郵送にも対応。

アバカ繊維を草木染・手織りしたティナラク織ミニペンケース

アバカ繊維を草木染・手織りしたティナラク織ミニペンケース/300円/ミンダナオ島レイクセブ町/原則イベントでの販売。コロナ収束まではメール等による注文・郵送にも対応。


~関心をお持ちの方、活動に参加したい方へのメッセージ~

チボリ等の先住民族教育支援と日本の市民の関りはすでに40年を超え、医療や農村開発を含む当団体の活動も25年となり、特に人材育成の成果としての社会的経済的自立に手ごたえを感じているが、熱帯林修復と持続可能な収入向上のためのアグロフォレストリー推進は、温暖化防止のためにも継続支援が求められている。一方、団体運営継続にはデジタル化対応のためにも若い世代の関りが必須となっている。ご関心ある方、hands-mindanao@nifty.comまでお問い合わせください。